MEMBER
コミュニティデザイン
内田 友紀
まだ見ぬ日常をともにつくる。その姿が誰かの勇気になる
砂川市に暮らすみなさんの、真摯に正直に対話を続ける姿に、毎回心を打たれながらプロジェクトに伴走しています。まちづくりって、人数分の人生のストーリーとともにあるから、そんなに簡単ではない。その簡単じゃなさを受けとめあい、互いに学び合いながらプロジェクトがつくられるさまに、数年後の砂川が見えるようで、ワクワクしています。
すながわプロジェクトで目指しているのは、日常の暮らしのなかでの感動を生み出すこと。それが世界の人の心に響くこと。
プロセスを公開し、紆余曲折しながら進行する様子は、日本各地の小さなまちに暮らすひとにとっても、勇気や自信につながるはずだと思っています。福井で生まれ育ったわたしもその一人です。
プロジェクトに関わった人たちが、過程を通じて、「これからも自分たちでつくってゆける」と、それぞれの立場で思えること。それが、わたしがこのプロジェクトを通してみなさんと叶えたいことです。
PROFILE
早稲田大学で建築を学び、イタリア・フェラーラ大学大学院にてSustainable city designを修め、イタリア・ブラジル・チリなどでの地域計画プロジェクトに参画。現在は、ビジョン構築、組織・事業開発、コミュニティデザイン等を通じて、市民・企業・自治体・大学らと持続可能な地域社会に向けたエコシステムの構築に携わる。内閣府地域活性化伝道師。グッドデザイン賞審査委員。
TALK SESSION
対談「自分を素直に表現できる街にしたい」