REPORT

2022.03.24

【レポート】第9回ワークショップ〜同じ空間にみんな一緒で大丈夫?

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【みんなのすながわワークショップレポート】

みんなのすながわプロジェクトPR部会です。
「わたしがつくるみんなの砂川」をテーマに、シロが主体となってスタートした、みんなのすながわプロジェクトに関する情報をお伝えしていきます。

今回は第9回のワークショップについてです。

2022年2月21日(月)に、近隣の公立小学校の長谷川校長をお迎えして、第9回オンラインワークショップを開催しました。
施設の完成イメージ図を見ながら説明をした後に、施設の利用に関して子どもの遊び場を中心に「同じ空間にみんな一緒で大丈夫?」をテーマに、①・②年齢・性別の違い、③やりたいことの違い、④発達の違いという観点から、みんなで話し合いました。

1、①・② 年齢・性別の違い

<みんなの声>

大きな怪我の心配がなければ気にならない、大人が干渉しなければ大丈夫、
普段接することのできない年代の子と交流できる場が身近にあるのは嬉しい、
小さい子への手加減がわからない小学生以下の子に対しては不安、
子どもの中でコミュニティが出来てそれを楽しみにまた来たいという喜びになって欲しい。

2、③やりたいことの違い

<みんなの声>

静かに遊ぶゾーンと動き回るゾーンはある程度は分かれていた方が安全面で良いのでは、
他の人の過ごし方を見て自分が知らなかった遊びや趣味と出会える機会がありそう、
多くの人と関わりを持つことの大切さを学んで欲しい、
いろんな学年の子がそれぞれの場所を見つけられると良い、
お年寄りと子どもで時間の流れが異なるので同じ空間でクッションをどうとるかは大事。

3、④発達の違い

パニックになったときに落ち着けるスペースや気持ちの切り替えができる環境・緊急避難的な場所(テントやキャンピングカー、屋外など)、
個室ではなくても良いが人目が気になる(虐待をしているように見られたくない)、
大人が子どもを受け止めてあげる場所(みんなの学校の校長室のように)、
子どもたち同士で関係を築けたら良い、
指摘する大人は子どもに威圧感を与えないようにして欲しい、
大人は見守ったほうがいい(大人がいかにそれを理解できるか)、
場やTPOに応じた空間を作っていくことが大事、
自分たちが心地良いと思える空間・時間帯を選んで来てもらえたら良い、
多様性を受け入れている場所ということがわかりやすく認識できればどういう施設かわかって利用しやすいのではないか。

最後に部会活動への参加者を募り、ワークショップを終了しました。

[文・構成]菊池弘美


映像でも見たい方はこちら!
公式YouTube 第9回ワークショップダイジェスト