REPORT

2022.10.20

【レポート】第7回ワークショップ「屋内施設の最終決定!」

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【みんなのすながわワークショップレポート】

みんなのすながわプロジェクトPR部会です。
「わたしがつくるみんなの砂川」をテーマに、シロが主体となって推進している、みんなのすながわプロジェクトに関する情報をお伝えしていきます。

今回は2021年12月22日(水)に開催した、第7回オンラインワークショップの様子をお伝えします。

第7回では、「みんなの工場」設計チームと市民が工場の屋内設計について意見を交換し、今回が屋内設計のワークショップの集大成となります。

1.設計チームからの設計現場の共有

【みんなの居場所って?】

みんなの居場所とは、ある特定の人のための場所ではなく、複数の人が思い思いに過ごせる場所を表す。その場所を想像するために3つのパラメーターを使うことで、不特定多数の人が過ごせる空間を作り出せる。

<3つのパラメーター>
  ●滞在時間
   少し立ち寄るだけなのか、イベントなどで2時間ほど滞在するのか
  ●人数
   一人で本を読むだけなのか、大人数で集まるのか
  ●開放感
   プライベートの話がしたくて隅っこにいるのか、人の気配を感じながら過ごしたいのか

2.ディスカッション(市民の声)

子どもがちょっと遊べるスペースがあるといいと思う
→「あそこに行けば子どもを遊ばせられる」「(子ども同士で)今日はあそこに行ってゲームをしよう!」と平日に市民がわざわざ施設に集まるモチベーションになるように、子どものスペースがあった方がいい。

一人で静かに過ごしたい大人は、騒がしい子どもたちがいると入りづらいと思う
→図書館や公共のスペースでは、後ろに人が行き交うことができるように、ある程度のスペースを確保できたらいいと思う。

工場見学の動線は確保されているのか
→全面ガラス張りであるため、いつでも見学ができる。見学通路を用意すると一度見学すると 満足して終わってしまうかもしれないので、シロの工場の特徴であるおもしろさや働いている人の生き生きしている姿を、日常的に見られるように開いた空間にしたいと思う。

3.居残りトーク

三方に入口があるが、ベビーカーなどはすべての入口から入れるのか
→すべての入口にスリーブがあるため、ベビーカーや車いすなどはどの入口からも問題なく入れる。

砂川を訪れた際に、車が多く、まちに人が歩いていないのが印象的だったため、人がいる空間の居心地の良さを実感した。そのため工場は、壁のないよりオープンな空間になったらいいなと思う。
→シロの工場でたくさんのスタッフが働いている風景をオープンにしたら良いと考えた

今回のワークショップで工場の屋内設計が固まり、設計チームと市民の声で「みんなの工場」がより良くなる機会となりました。


[文・構成]野波朝香