SHIROのものづくりと同じように、「みんなの工場」でも建築の素材と向き合い建設を進めています。

森や木を愛する木こりの皆さんと出会い、自ら産地＝森へ赴き、その素材にとって最適な使い方を模索し、形にしていく。

今回のワークショップでは、北海道北竜町の森で、そのように出会い、未来の森に思いを馳せながら伐採されたカラマツの板を、みんなの工場の外壁に取り付けていきます。

皆さんには自分のお名前を１枚の板に刻んでいただきますので、何年後何十年後に来訪された時も、ぜひ一緒にいる大切な方と当日の思い出をお話しください。

実際に木を伐採した木こりの皆さんや大工さんと一緒にお話ししながら、森の木が建築の一部になっていく工程を体験するのは、なかなかない貴重な機会です。ぜひ、これからみんなの工場を日々ご利用くださる市民の皆さんや、建築にご興味のある方、林業に携わる方など、多くの方のご参加をお待ちしております。

＜カラマツの壁ワークショップ＞
開催日時：2022年10月15日(土)　9:00～15:00

会場：みんなの工場（株式会社シロ新工場建設地／江陽小学校跡地）砂川市豊沼町54-1

定員：先着15名（小学3年生以上）

参加費： 1,000円(保険料・昼食代込み)

持ち物、服装：飲み物、軍手、汚れてもよい服装。

【外壁づくり内容】
1.板の長さを測る
2.ノコギリで切る
3.電動ドライバーで、板を壁に固定する
4.バーニングペンで名前を入れる
＊ノコギリや電動ドライバーの操作は、スタッフがサポートいたします。

【お申し込みはこちらから】 ※締切：10月13日（木）迄
▶️ https://forms.gle/FGfmh4PVjFdyc1XL9

※天候等による中止の場合、前日夕方までに連絡いたします。
※咳や発熱など体調に不安のある方は、来場をご遠慮ください。
※詳細は後日メールにてご連絡します。

主催｜みんなのすながわプロジェクト実行委員会
後援｜砂川市、砂川市教育委員会

【カラマツの間伐材について】
カラマツは他の針葉樹に比べ腐りにくいことから耐久性も高く、とても硬いため外壁に向いている木材です。「みんなの工場」に使用するのは、北海道北竜町の山から切り出されたカラマツの間伐材。森を守る木こりの皆さんが、立木の状態から曲がり方などを見て、外壁の貼り方にまで考慮して間伐したものです。
何かをつくるために木を切るのではなく、間引くことで森に光を入れ木々の成長を促したり、森を守るために間伐した寿命間近の劣勢木などの「カラマツの木」を外壁に使用しています。

＜木こりの皆さんが伐倒したカラマツを採材している様子＞

＜建設中のみんなの工場（2022.8時点)＞

100年後の森の景色を作り守る。木こりの皆さんと取り組む「みんなの工場」のものづくり。

▶︎みんなの工場における「人と環境に配慮した取り組み」