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2022.10.21

「第2回たねワークショップ」inネイパル砂川・北海道子どもの国~在来種プロジェクト~を開催しました

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2022年10月1日(土)にネイパル砂川・北海道子どもの国にて
「第2回たねワークショップ」を開催しました。

砂川市の在来植物を守り育て、生態系を未来に残していく「在来種プロジェクト」の一環として、前年に引き続き2回目の開催になります。

ネイパル砂川にてSDGsや森についてのお話を聞いた後に、みんなで「子どもの国」の森へ散策に向かいました。
今年はドングリの良い時期を見計らって開催したこともあり、たくさんのドングリを見つけることができました。

ドングリ拾いにも適したポイントがあり「ここが、ミズナラゾーンだよ」と声を掛け合いながら、大人も子供も交じってただひたすらにドングリ拾い。

森を案内してくれた自然体験アドバイザーの佐藤さんは、いろんなことをお話しながら、コクワや山ブドウといった食べられる実をたくさん採ってくれました。
初めはためらっていた子どもたちも、食べ始めると「キウイみたいで美味しい!」とか「山ブドウ酸っぱい!」と言いながらたくさん食べていました。

午後からは、袋いっぱいに拾ったドングリやキタコブシ、アズキナシなどを植える作業です。
ドングリはそのまま植えることができますが、その他の実は中の種を出してあげる必要があります。
自然の状態であれば、鳥や動物たちが実を食べて、周りの果肉が消化され種だけになりますが、拾ってきた種は芽を出しやすくするために果肉を手で洗い種だけにします。

屋内で種を選別する人と洗う人、屋外で種をポットに植える人に分かれ、みんなで植えていきました。終盤には、佐藤さんが採った落葉キノコのお味噌汁のふるまいがあり、みんな笑顔でいただきました。

今回は、子供たちがすごく楽しいと最後まで頑張ってくれて、普段は土を触る機会がなかなか無いという大人の方々にもご参加いただきました。
目標の2,000個には届きませんでしたが、前年の1,200個をはるかに上回り、約1,800個のポットに種を植えることができました。
ありがとうございます。

今後は参加者の皆さんとシロの工場横にて、2年ほどかけて苗木に育てていきます。
大きくなったら市内に植樹する予定です。
発芽率を上げるため虫食いなどの選別もしましたが、自然に近い環境で育てるため、なかなか芽が出ないかもしれません。
参加者の皆さんにはオープンチャットにてフォローをしていきます。

来年や再来年の「たねワークショップ」が開催される頃には、どれくらい成長しているか楽しみですね。


ご協力いただいた皆さんのパートナーシップのおかげで、素敵なイベントになりました!
いつも、ありがとうございます。*敬称略

[自然体験アドバイザー]佐藤隆 
[ボランティアスタッフ]岩城弘汰、川島秀喜、大西空

[プロボノスタッフ]池真由
[撮影]曽根健吾、魚谷拓杜、中野滉大
[協力]池川"flower”生花店

主催|みんなのすながわプロジェクト実行委員会
共催|NPO法人ゆう、一般財団法人北海道子どもの国協会、北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル砂川

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